2015/02/06

【震災記録誌】第3弾『地域のために地域とともに』発行 フォーラムも3月16日開催 宮城建協


宮城県建設業協会(佐藤博俊会長)は、東日本大震災記録誌の第3弾となる『宮城県建設業協会の闘い3-地域のために地域とともに』を発行した=写真。被災地の街づくりが本格化し、災害公営住宅の建設もピークを迎える中、学校や住宅の施工などを手掛けた技術者の声を紹介。学校長や自治会長、首長ら第三者のインタビューも交え、復興への歩みと地域建設業の活躍をまとめた。

 第3弾記録誌は2000部作成し、県内の図書館や学校、自治体などに配布するとともに、近く建協ホームページにも掲載する。
 また、宮城建協は国連防災世界会議の関連事業として、3月16日に仙台市の東京エレクトロンホール宮城大ホールで、「未来に向けて-建設業が果たす役割・街づくりと中学生記者が考える防災-」と題したパブリックフォーラムを開催する。
 第1部では、地域建設業が防災に果たす役割をテーマに、西村明宏国土交通副大臣や谷口博昭芝浦工大大学院教授らがパネルディスカッションを行う。第2部では、お笑いコンビ・ロザンの菅広文、宇治原史規両氏とフォトグラファーの安田菜津紀氏も登壇し、中学生記者による提言を発表する。入場料は無料で、開演は午後1時30分。


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