茨城県、ひたちなかテクノセンターは10月30日、11回目となる、いばらきデザインセレクション2015の選定結果を発表した。応募総数105件の中から特に高いレベルのデザインを対象とする「知事選定」には『結城 澤屋』=写真=『地域貢献型シェアハウス+ITオフィス「コクリエ」』『トラットリア・アグレステ』『artisanale』など10件を特定した。6日に同センターで表彰式を開く。
知事選定に続く優れたデザインの「選定」には10件、選定マークは使用できないものの今後の発展が期待できる「奨励」には4件を選んだ。
結城 澤屋 |
結城 澤屋(結城市)は結城紬(つむぎ)の産地問屋の奥順(同市)が展開する新スタイルの着物店。空間デザインは、のぶひろアーキテクツが担当した。コクリエ(日立市)は、茨城キリスト教大の地域活動サークルが運営する地域貢献型シェアハウス。ビルディング・エンバイロメント・ワークショップが設計を務めた。
地域貢献型シェアハウス+ITオフィス「コクリエ」 |
トラットリア・アグレステ |
トラットリア・アグレステは(石岡市)は、知的障がい者の社会参画を目指す職業訓練の場でもあるトラットリア。設計は間建築企画が担当し、平成建設が施工した。artisanale(つくば市)は、分棟形式で木造平屋の美容室。意匠設計は8d/遠藤康一建築設計事務所、構造設計はハシゴダカ建築設計事務所が担当し、郡司建築工業所が施工した。
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