4月11日の第1回、「GSAPP11」 |
第1回は4月11日に開いた。ゲストにワタリウム美術館キュレイターの和多利浩一氏を招き、コロンビア大准教授の工藤国雄氏、建築家の廣瀬大輔氏とのパネルディスカッションなどを行った。
レクチャーでは、廣瀬氏が震災後のいわき市で行ったワークショップの成果を報告した後、和多利氏が過去のワタリウム美術館での展示などを紹介し、アートから見たランドスケープについて講演した。この中で和多利氏は「東京の土地は、10cm四方のスペースでアンディ・ウォーホルの絵が買えるほどの価値がある。このような土地ではたまに発生する“アキ"を活用しておもしろいものを発信していきたい」と語った。
パネルディスカッションでは、「建築の目指す先は」という問いが提起された。この問いに対し、工藤氏はルイス・カーンの言葉「存在しないことが建築」を引用し、「建築物をつくっていく課程こそが建築」と説いた。
STUDIO-X TOKYOでは、毎月11日に定期的に開いていく予定で、「GSAPP11」としてレクチャーシリーズを行っていく。
第2回は、プログラミングのスペシャリストを招き、「CODE DOJO」と題して参加者とプログラムコードによる対決を行う。入場無料。時間は午後3時から。
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