2012/05/10

6月4日に小布施まちづくり大学 第1回講義には小嶋一浩氏

 小布施町まちづくり研究所(川向正人所長)は日刊建設通信新聞社との共催で「平成24年度小布施まちづくり大学」を開催する。今年度は、「建築とまちづくりのゆくえ-3・11の教訓を踏まえて-」を共通テーマに設定。5回にわたり、作品のみならず思想の面でも注目される建築家を講師に迎え、講義と川向所長との対談を通して建築とまちづくりの進むべき方向性を探る。

 川向所長は、東日本大震災から1年が過ぎ「この間、わたしたちは多くのことを見、聞き、考えて、多くを学びました」とした上で、「小布施のまちづくり研究所は、いまの時点で、『建築とまちづくりの未来』を『3・11』の教訓を踏まえて構想してみたい」としている。
 第1回講義は、小嶋一浩氏(CAtパートナー、横浜国立大大学院“Y―GSA"教授)を迎え、6月4日に開催。テーマは「〈非開発的〉あるいは〈農業的〉~小さな矢印の群れから思考する環境と建築」。
 複雑で場所ごとに異なる多くの要素を大きな1本の矢印に単純化した20世紀的/開発的な方法に代わる、小さな矢印の群れを複雑なままシミュレートする21世紀的/非開発的・農業的な方法を提案する。時間は午後6時から。

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