2012/05/07

実在する橋梁の模型をつくろう! 高校生橋梁模型コンテスト、9月28日まで受付

前回の最優秀賞「納屋橋」
 土木技術を学び、将来の社会資本整備を担う高校生を対象とする第11回「高校生『橋梁模型』作品発表会」が実施される。応募締め切りは9月28日。作品は2013年1月11日まで受け付ける。同2月上旬に1次審査、同中旬に2次審査と入賞作品の表彰式を行う予定だ。

 同発表会は、模型づくりを通じて橋の種類や構造に関する知識を深めてもらうとともに、ものづくりの楽しさを体験してもらうことが目的。
 日本橋梁建設協会東北事務所とプレストレスト・コンクリート建設業協会東北支部、東北建設協会、海洋架橋・橋梁調査会東北支部、建設コンサルタンツ協会東北支部、東北地方整備局東北技術事務所の6団体でつくる実行委員会が主催する。
 応募資格は、東北6県の土木を学ぶ高校生で、個人・グループとも参加できる。
 作品の課題は、▽国内外を問わず実在する橋・過去に存在した橋の模型▽実際にはない型式・構造の橋、夢のある橋の模型--とする。構造計算などの裏付けは不要だが、運搬の際に破損・損傷しない強度を求める。
 作品の大きさは、長さ1.5m以下、平面積0.5㎡以下(土台含む)、高さ1m以下、重さ25㌔グラム以下とし、使用材料は制限しない。審査では「構造物としての安定した外観」「出来映え」「アイデア」「デザイン」などの要素を総合的に評価する。
 応募作品の中から最優秀賞1点(副賞3万円)、優秀賞2点(同2万円)、審査員特別賞1-2点(同1万5,000円)、プレゼン賞(同1万円)、努力賞5-6点(同)を選定する。応募全作品に対して1点当たり5,000円の参加賞を贈る。
 申し込み・問い合わせは実行委員会事務局(電話022-365-8047)。メールアドレスはtougi@thr.mlit.go.jp

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