餅まきで完成を祝った |
施設の設計は、3人の個性的な建築家が提案を持ち寄り、ぶつかり合いながら実現につなげた。津波被害を受けて立ち枯れた地元の杉材を柱として活用するなど「その場にわき上がるように、自然に設計ができていった」(藤本氏)というように固有の場所から生まれる植物のような建築となっている。
施設の実現プロセスは、第13回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の日本館展示として出展され、最高賞の金獅子賞を獲得している。
構造設計は佐藤淳構造設計事務所、施工はシェルターが担当した。木造(KES構法)2階建て延べ29.9㎡。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!) 2012年11月22日 12面
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