“建築設備士の日"の11月18日に「設備女子会(設女会)」が発足した。女性設備技術者の情報交換・情報発信の場を設けることで、より一層の社会貢献を展開していこうと、建築設備技術者協会(JABMEE、川瀬貴晴会長)が設置した。
徳弘洋子さん(徳弘建築設計事務所)を会長に、宮坂裕美子さん(日建設計)、中野美和子さん(森村設計)、大山有紀子さん(山下設計)の合計4人のメンバーでスタート。新しい提言や試みが生まれることが期待されている。
近年、環境問題や省エネルギーへの対応などから建築設備技術者の役割が増し、期待も大きくなってきている。こうした状況の中でJABMEEでは、「女性の設備技術者たちも、設計や工事、教育や行政などさまざまな場面で活躍の場を広げている」とし、「これまでの風習にとらわれない新しい考え、女性ならではの感性など、彼女たちのもつ高いポテンシャルから、何か新しい提言が生まれることを期待」して設女会を設置することにした。
設女会では、具体的な活動内容は今後検討していくとしているが、協会誌への投稿や協会ホームページでの「設女さん質問箱」コーナー設置などが案として上がっている。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!) 2012年11月20日 1面
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