プロジェクトマネジメント業務を担う東京建物と、開発事業主となる京橋開発特定目的会社、第一生命保険、片倉工業、清水地所、京橋三丁目特定目的会社、ジェイアンドエス保険サービスの6者は、東京都中央区京橋3丁目で建設を進めている複合ビル「(仮称)京橋3-1プロジェクト」の名称を『東京スクエアガーデン』に決定した。
東京駅前という国際都市・東京の玄関口にふさわしい、バイリンガル対応可能な子育て支援施設や医療施設、コンベンションホールなどを備えた複合ビルとなる。清水建設・大成建設JVの施工で2010年9月末に着工しており、13年3月の完成を目指す。基本設計、設計監修は日建設計・日本設計JVが担当している。
施設の規模は、S一部SRC、RC造地下4階地上24階建て延べ11万7000㎡。オフィス基準階面積は約3465㎡で、00年以降に完成したビルでは東京駅周辺で最大級となる。
低層部に約3000㎡の「(仮称)京橋の丘」などの緑化空間を設けるほか、6階に「(仮称)京橋環境ステーション」を設置してビルのみにとどまらない広域的な環境改善に取り組むなど、環境対策にも注力する。東京メトロ銀座線京橋駅につながる歩行者ネットワークや地下広場も整備する。
ビル名称は、東京駅前という立地特性をストレートに表現した「東京」を冠し、方形の敷地形状やフロアごとにひさしを有して正方形を積み重ねているような外観からイメージされる「スクエア」、緑豊かな低層部を表現した「ガーデン」を組み合わせたという。
建設地は中央区京橋3-1-1ほかの敷地約8130㎡。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!) 2012年11月26日版 4面
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