2012/11/09

【積算完了!】ヤマト建造準備は工費1207億、工期470日に 前田建設ファンタジー営業部

計画図
(C)2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会/前田建設工業株式会社
前田建設のウェブサイトコンテンツ「前田建設ファンタジー営業部」は8日、アニメーション『宇宙戦艦ヤマト2199』から依頼を受け、検討を続けてきた「ヤマトの建造準備および発進準備工事」の工費と工期を発表した。工費は1207億3816万円、工期は470日となった。
 今回の検討は、宇宙戦艦ヤマト2199の世界観に従い、発注者である国連宇宙軍が詳細設計や仕様は提示せず、ヤマトの建造と発進に必要な機能や性能のみを指定した上で、2199年の同社に特命発注した設定で行った(ヤマト本体の建造は含まず)。
 また、物語の流れ上、工期短縮を最優先し、ヤマトの建造が可能な地下大空間を建設した上に、地面に埋もれた状態のヤマトがスムーズに発進できるよう大規模な地盤改良と、いずれもが国内最大級のシールドトンネル、山岳トンネルが各1本、そして直径170m級のドーム状掘削を行なうという大型工事となった。
 詳細はウェブサイト「宇宙戦艦ヤマト2199 構築編」(http://www.maeda.co.jp/fantasy/yamato/index.html)まで。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!) 2012年11月9日3面

Related Posts:

  • きんでんが社内で設計積算競技を開催! 積算競技の様子 きんでんは11日、大阪市の同社本店内で第48回設計積算競技会を開いた=写真。全国の各支店・支社から40歳未満の中堅社員98人が参加し、電気設備設計、電気設備積算、計装、空調管、情報通信の5部門に分かれて課題に挑んだ。各部門とも金賞、銀賞、銅賞、努力賞が設けられ、審査結果は今月末に発表する。  競技会は毎年開いており、今回の参加者の平均年齢は30・6歳。今回は案件が増えている病院の電気設備に関する課題を中心に、時代のニーズを考… Read More
  • 今回は「宇宙戦艦ヤマト」建造準備工事を受注!! 前田建設ファンタジー営業部 (C)2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会/前田建設 前田建設ファンタジー営業部と宇宙戦艦ヤマト2199製作実行委員会のコラボレーションによる新連載「宇宙戦艦ヤマト2199構築編」が、12日から同部ウェブサイトでスタートする。「宇宙戦艦ヤマト2199」の世界にも前田建設が存在し、ヤマトの建造・発進に向けて技術者たちが検討を進めるサイドストーリー仕立てだ。 (C)2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会/前田建設 ヤマトの建… Read More
  • フジテックがエスカレーター改修で独自工法 既存トラス残して最新機に 古いトラスを生かして最新機種に フジテックは、本体を支えている既存のトラス内に、最新のエスカレーターをトラスごと収める独自の工法を開発した。既存のエスカレーターをすべて撤去するフルリニューアルと比べ、周辺の建築工事を含む設置期間は15日短くなり24日、費用も約20-25%削減でき、平均約2500万円程度で済むとしている。15日から販売を始める。同社は現在、安全性を重視した安心リニューアルや制御、フルリニューアルのメニューがあるが、新工法は販… Read More
  • スカイツリーの次はメガソーラー! 東武鉄道が葛生駅に整備 メガソーラー整備を予定しているヤード 東武鉄道は、100%子会社の東武エネルギーマネジメントとともに、東武佐野線葛生駅南側の鉄道貨物ヤード跡地約1・4ha(栃木県佐野市)で大規模太陽光発電(メガソーラー)事業を開始する。事業開始は2013年夏を予定。東武鉄道では、社有地など保有資産を有効活用し、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用したメガソーラー事業に東武グループとして参入していく。  今回の事業は、東武鉄道が保有する葛生駅南側の土地… Read More
  • 新日鉄住金エンジが最終審査に進出! BentreySystemsの世界ユーザー表彰 羽田再拡張事業 米国のCADベンダーであるベントレー・システムズは、インフラの設計などで優れた取り組みを行った世界中のユーザーを表彰する「2012 Be Inspired Awards」(ビー・インスパイアード・アワーズ)のファイナリストと、特別賞の受賞者を発表した。日本のユーザーでは、新日鉄住金エンジニアリングの羽田再拡張事業が洋上エンジニアリング部門でファイナリストに選ばれたほか、日立GEニュークリア・エナジーの統合プラント建設システム… Read More

0 コメント :

コメントを投稿