棟打之儀 |
棟打之儀では、棟梁の赤石光雄氏(赤石建設代表取締役)が振幣(しんぺい)を振り、千歳棟(せんざいとう)、万歳棟(まんざいとう)、永永棟(えいえいとう)と発声すると、屋根上の槌打役が棟木を木槌で打ち込む音が響き渡り、境内は厳粛な雰囲気に包まれた。
式典には多くの人が参加した |
新本堂の規模は木造平屋建て196㎡。建築面積は246㎡。
建設地は邑楽町石打甲1056。
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加藤和也工事主任(清水建設)の話 開山堂の曳き舞い、材料選定・調達に始まり約1年掛けて新本堂の上棟式を迎えることができた。上棟式は家屋の守護神および工匠の神を祭って、末永く新築建物に禍がないように、また幸多かれと乞い願う社寺(木造)建築では最も重要な祭儀である。引き続き瓦屋根、外装漆喰、内装他工事を安全最優先で順次行っていくが「ものづくり」の原点を大切にし、匠の“技"と“心"で施工にあたり、次の時代へとつながり保存されていく本堂を造りあげたい。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!) 2012年11月27日版 5面
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