2012/11/18

【JIA】「共に超える」が今回のテーマ 11月29日から横浜で大会

会場となる神奈川県民ホール(写真:妖精書士)
日本建築家協会(JIA、芦原太郎会長)は11月29日から12月1日までの3日間、横浜市で設立25周年記念・JIA建築家大会を開く。「共に超える」をテーマに、社会のあるべき姿を建築家だけでなく市民とともに考え、議論する場となる。建築やまち、環境にかかわる講演・シンポジウムを中心に、展示、公開審査などが行われる。
 「江戸から学び、未来に繋ぐ-持続可能で幸福な社会のための環境を問う」をテーマにした基調講演・パネルディスカッションでは、田中優子法政大教授・国際日本学インスティテュート大学院教授が、人の絆を基礎とする循環型社会の実現について講演する。パネルディスカッションは、田中氏と山崎亮京都造形芸術大教授、芦原会長が社会全体のパラダイムシフトに有効な施策を議論する。
 同基調講演・パネルディスカッションの会場は、神奈川県民ホール大ホール。同会場のほか、BankART Studio NYK、開港記念会館、相鉄文化会館講堂で催しを開く。
 一般の参加費は無料。問い合わせは、同協会関東甲信越支部・電話03-3408-8291。プログラムの詳細は、ウェブサイト(http://www.jia-kanto.org/jia2012/)で確認できる。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!) 2012年11月15日12面



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