現在の洲本市庁舎 |
◇省エネ化、津波対応
参加資格は一級建築士が10人以上所属し、02年度以降に延べ5000㎡以上の庁舎新築工事の建築基本設計業務または実施設計業務を担当した技術者を主任技術者として配置できることなど。
新庁舎の想定規模は7階建て延べ1万㎡。敷地面積は約8700㎡。
自然換気(エコシャフト)や太陽光発電、屋上緑化の導入などによる省エネルギー化を実現。災害時の市内防災の中枢機能を担うため、免震装置を採用する。そのほか、津波被害に備えて1階部分をかさ上げ、または駐車場化することも検討している。基本計画の策定支援業務はパシフィックコンサルタンツが担当した。
業務期間は、既存建物解体設計が13年4月末まで、基本設計が同7月末まで。実施設計は14年3月末まで。設計意図伝達業務は16年9月末までとなる。委託上限額は8800万円。建設地は本町3-525-2ほかの8400㎡。
この事業では、老朽し耐震性能が低い現庁舎を現地建替する。
新庁舎は北庁舎を解体した跡地に建設。完成後、本庁舎と南庁舎を解体する予定だ。跡地は駐車場や緑地スペースとして活用する方針で、設計業務の中で併せて検討する。概算事業費は36-38億円としている。事業費財源には合併特例債を活用する。
現庁舎の規模は、本庁舎がRC造3階建て延べ約3500㎡、隣接する南庁舎はRC造3階建て延べ約900㎡、北庁舎(旧市民会館施設)はRC造3階建て延べ約4000㎡。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!) 2012年11月19日9面
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