清水建設は、埼玉県川口市の市立戸塚スポーツセンター体育館で11日に開かれた「楽しい!からはじめよう『みんなのスポーツ』障がい者スポーツ体験会in埼玉」に協賛した。参加した約80人は、アイシェードで目隠ししながら鈴入りボールでゴールを競い合う「ゴールボール」を体験した。
主催は、障がい者スポーツの振興事業を展開するNPO法人のSTAND(東京都渋谷区、伊藤数子代表理事)。2016年7月の札幌に続く16年度2回目の開催で、埼玉県内では初となる。
冒頭、伊藤代表は「きょうは体験していただき、いろいろな人が一緒に住む社会になっていくことをぜひ実感していただければ」とあいさつ。山中庸彦清水建設常務執行役員関東支店長は「このような活動を通じ、すべての人が生き生きと楽しい生活を送れる社会をつくることに対する理解を深めていただきたい」と語った。
講演する安達阿記子選手 |
続いて同競技のパラリンピック・ロンドン大会金メダリストで、リオ大会女子日本代表を務めた安達阿記子選手が講演した。北京大会で惨敗した悔しさから「ロンドンに向けては金メダルを取りたいと言葉に出すようにし、どうすれば取れるか考え、練習に励んだ」と回顧。夢をかなえるには「言葉に出して行動し続けることが大事だ」と語った。
山中庸彦支店長も体験! |
その後、参加者らは安達選手の指導を受けながら基本動作を練習した。今度はアイマスクを着けて実際のゲームに近い状態でプレーし、鈴の音を頼りにボールを上手に受け止めると歓声が上がった。
旗に将来の夢を書き込んだ |
最後に参加者らは旗に将来の夢を書き込んだ。3月の千葉市での体験会でも寄せ書きしてもらった後、同社本社に掲示する予定だ。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら
0 コメント :
コメントを投稿