2014/05/20

【インフラ維持管理】まるで山岳登山! 現場の活動写真を国交省が公開

高度経済成長期に集中的に整備されたインフラの老朽化の進行に伴い、メンテナンス分野の重要性が、過去にないほどの高まりを見せている。国土交通省道路局は、一般の人々が当たり前に思っている安全・安心な日常を守り、支えている人がいることを知ってもらおうと、東京・霞が関の本省1階道路局フロアで、メンテナンス現場のパネル展示を始めた。


一筋縄ではいかない現場の一コマを切り取る
全国の国道で行われているメンテナンス活動の写真は、高所で宙づりになりながら橋梁の裏側や側面を点検している姿、高所作業車に乗ってトンネルの天井を補修している様子など、一筋縄ではいかない現場の一コマを切り取っている。
 4月に社会資本整備審議会道路分科会が『最後の警告』として、一刻も早い本格的なメンテナンス体制の構築を求めた提言の要約も併せて掲示。「静かに危機は進行している」「すでに警鐘は鳴らされている」「行動を起こす最後の機会は今」といったキャッチフレーズとともに、道路インフラを取り巻く現状を紹介し、産学官の予算・人材・技術をすべて投入した『道路メンテナンス総力戦』の実行を宣言している。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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