2014/05/02

【高さ35m】ららぽーと建設用地に大噴水 立飛HD


多摩モノレールの立飛駅~高松駅間に大規模な噴水が出現--。不動産事業を展開する立飛ホールディングス(HD、東京都立川市)は、多摩モノレール東側沿いの立川市泉町の同社所有地に、6月初旬までの期間限定で、噴水を整備した=写真。モノレールの通過に合わせて高さ35mまで水を噴き上げ、さまざまな噴水デザインを披露し、夜間には噴水を色とりどりの光でライトアップした“光の水柱”が乗客の目を楽しませている。時間は午前7時から午後9時まで。噴水の周辺には花壇も設けている。

 設置した同用地には、三井不動産と共同で総延べ約17万㎡の商業施設を計画。立飛HDが建設し、三井不動産が「ららぽーと」型商業施設として運営する予定。現在、清水建設と最終調整を詰めており、調整が整い次第契約、着工する見通し。
 地域の期待感も高い商業施設開発に向けて、「広大な建設地を着工までそのままにしておくのではなく、少しでも人々に喜んでもらえるようにしたい」(立飛HD)との考えから、暫定利用法を社内で募り、噴水整備を決めた。「商業施設の開発コンセプトでもある『水、緑、光』を表現している」(同)という。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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