熊本県は、くまもとアートポリス(KAP)事業の取り組みを広く国内外に発信するとともに、KAP事業で誕生した建築作品群を新しい観光資源とすることを目的に、11月29日に「くまもとアートポリス2014アジア国際シンポジウム」を開催する。『自然に開き、人と和す in ASIA(仮称)』をテーマに、海外、国内それぞれの学生を対象とした設計コンペを実施する予定で、早ければ、7月から募集を開始する。
シンポジウムは国内外の学生を対象とした設計コンペの公開審査とコンペの最優秀者などが参加するパネルディスカッションで構成する。コンペの共通テーマは「Home for All」。計画条件は木造平屋建て100㎡以内で、県内全域から自由に敷地を設定できる。
海外部門は、海外5大学(中国、インドネシア、韓国、タイ、台湾)の学生を対象とし、国内部門は九州内の大学・高等専門学校などの学生を対象とする予定。いずれも7月から募集を始め、11月中旬に作品を受け付ける。審査はKAPの伊東豊雄コミッショナーらが担当し、シンポジウムでプレゼンテーションなどの審査を公開する。11月30日には学生コンペの参加者などを対象にプロジェクト見学ツアーを実施する。
KAPは後世に残すべき優れた建物をつくることで、質の高い生活環境の創造と地域文化の向上を図り、世界に熊本を発信することを目的に1988年からスタートした。参加プロジェクトは90件に達し、韓国など海外からの視察も多い。シンポジウムでアジアの建築関係者や学生らとのつながりを強め、KAPの新しい役割を探る。21日に蒲島郁夫知事を会長、伊東コミッショナーを副会長とする実行委員会の初会合を開き、事業計画案を協議した。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)
シンポジウムは国内外の学生を対象とした設計コンペの公開審査とコンペの最優秀者などが参加するパネルディスカッションで構成する。コンペの共通テーマは「Home for All」。計画条件は木造平屋建て100㎡以内で、県内全域から自由に敷地を設定できる。
海外部門は、海外5大学(中国、インドネシア、韓国、タイ、台湾)の学生を対象とし、国内部門は九州内の大学・高等専門学校などの学生を対象とする予定。いずれも7月から募集を始め、11月中旬に作品を受け付ける。審査はKAPの伊東豊雄コミッショナーらが担当し、シンポジウムでプレゼンテーションなどの審査を公開する。11月30日には学生コンペの参加者などを対象にプロジェクト見学ツアーを実施する。
KAPは後世に残すべき優れた建物をつくることで、質の高い生活環境の創造と地域文化の向上を図り、世界に熊本を発信することを目的に1988年からスタートした。参加プロジェクトは90件に達し、韓国など海外からの視察も多い。シンポジウムでアジアの建築関係者や学生らとのつながりを強め、KAPの新しい役割を探る。21日に蒲島郁夫知事を会長、伊東コミッショナーを副会長とする実行委員会の初会合を開き、事業計画案を協議した。
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