隈研吾氏デザインの高尾山口駅舎改修イメージ |
東京都八王子市と京王電鉄は、高尾山エリアのさらなる魅力向上の取り組みを加速する。2015年春の開業に向けて高尾山口駅前の日帰り温浴施設開発の準備を本格化するほか、建築家・隈研吾氏のデザインによる高尾山口駅舎のリニューアル整備など、駅周辺整備を行う。
日帰り温浴施設については、12年10月から温泉掘削工事を開始。温泉の湧出を確認したことから、工事に向けた準備を本格始動する。
規模は、S造2階建て延べ1787㎡を想定している。詳細は未定だが、和の雰囲気をもたせ、食事処やリラクゼーションコーナーを設ける予定だ。建設地は同市高尾町2229-6ほかの敷地3832㎡。
また、同駅を高尾山観光にふさわしい拠点駅とするため、交通環境改善にも取り組む。駅改札口前にはゆとりある歩行者広場を設けるとともに、隣接して交通広場を整備する計画だ。こうした取り組みに合わせて、国道20号と駅前広場を結ぶ西氷川橋の補強、修景工事も実施する予定。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)
0 コメント :
コメントを投稿