愛知建築士会(廣瀬高保会長)は16日、名古屋市千種区の吹上ホールで、第11回学生コンペ2016(審査員長・平田晃久京都大学准教授)の最終審査を行った。「第46回建築総合展NAGOYA2016/あいち住まいるフェア2016」の一環として実施した。
今回のテーマは「移る建築」。新しい構法と素材を利用した一辺3mを範囲とする空間で移動可能な建築の提案を募集。応募のあった28作品から6作品を選び、審査の結果、愛知工業大学の見野綾子さん(代表者)、浅井漱太さん、伊藤啓人さん、大山兼五さんの「移る球具」を最優秀賞に選定した。
最優秀賞以外の入選作品は次のとおり((1)学校名(2)氏名・敬称略)。
〈優秀賞〉
▽MORPHED―V(モーフド・ヴィ)=(1)東京理科大学(2)小熊祥平(代表者)、高佳音、池野雄貴。
〈佳作〉
▽Origami Architecture―オリテク―=(1)東京理科大大学院(2)本山真一朗(代表者)、熊野愛、濱本清佳、和田卓也
▽いとなみ~糸の綿密度による面的空間の構築~=(1)豊田工業高等専門学校(2)山本雄一(代表者)、幸松歩香、横江耕輔、太田弘成、宮澤美来
▽木密を変える1週間ユニット=(1)工学院大大学院工学研究科建築学専攻(2)宮内智也
▽1冊の建築―空間を作り出す1ページ=(1)名古屋工業大学、同大大学院(2)境将司(代表者)、柴田沙希。
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