建設コンサルタンツ協会近畿支部は、冊子『2011年台風12号紀伊半島大水害 建設コンサルタント復旧への道標』を刊行した=写真。松本正毅近畿支部長の「刊行にあたって」や台風12号の概要に続いて、ワーク・レポートとして天然ダムの熊野地区と、道路復旧の檪砂古地区を取り上げた。官民インタビュー記事も掲載している。1万部を刷り、会員企業、国や自治体などに配布、イベントにも活用する。
インタビューのページでは近畿地方整備局企画部の山岡康伸防災課長に建設コンサルタントへの期待を聞いた後、エイト日本技術開発河川・港湾事業部東京支社河川・港湾部の片山哲雄グループサブマネージャーと日本工営大阪支店技術第二部国土保全グループの網野功輔課長が最初に被災地に入った時の感想や、仕事の内容と苦労したこと、災害復旧活動で感じたことなどを述べている。
紀伊半島大水害で建設コンサルタントが果たした役割をまとめておくべきだとの議論から作成を決めた。会誌・HP委員会と広報委員会が共同で作成に当たった。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!) 2012年10月3日9面
『水害―治水と水防の知恵』 AmazonLink
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