【素材NOW】業界初の「ガラスモザイク」再現! TOTOのシステムバス
TOTOが満を持して発売した高級システムバス「SYNLA(シンラ)」。細部にまでこわだり抜く中で、足元のフォルムも従来とは大きく様変わりした。床の表皮デザインに採用したのは、業界初となる「ガラスモザイク調」の質感。福岡伸幸浴室開発部構造開発グループリーダーは「実は床構造が大きな進化を遂げたことにより、表層の新たな展開が可能になった」と明かす。
◇翌朝に靴下で入れる
床構造は、システムバスの進化の歴史でもある。同社が翌朝に靴下で入れるく…Read More
【素材NOW】ファサードにきらめくレースを表現するYKKグループの「Yバー」 YKK80ビル
まるでレースのカーテンに包まれているよう。10日に入居が始まったYKK80ビル(東京都千代田区)の西面ファサードを彩るのは、アルミ押出形材が連なる巨大なスクリーン。設計を担当した日建設計の中村晃子設計部長は「大迫力でありながらも、繊細な表情を表現できた」と手応えを口にする。設計者の思いを、YKKAPの技術力が下支えした。たどり着いたのはYKKグループにとって欠かせない“Y”のカタチだった。
JR秋葉原駅から徒歩2分の建設地は、西側に首都高…Read More
【素材NOW】成長する錆が橋梁を守る! 長寿命化でニーズで注目集める「耐候性鋼」
「錆(さび)も成長していく」と話し始めたのは新日鉄住金の田中睦人厚板商品技術室長。社会インフラの長寿命化ニーズを背景に、橋梁を中心に「耐候性鋼」の採用が着実に広がっていることを明かす。鋼材表面にできた緻密な錆層が腐食の進行を抑えるため、塗装処理を省略でき、LCC(ライフサイクルコスト)の削減につながる。最近では高性能鋼(SBHS)に耐候性仕様を採用する事例も出てきた。
耐候性鋼のJIS化は40年以上前にさかのぼる。既に国内橋梁の約3分…Read More
【素材NOW】M字クリップで“コンクリート躯体と緊結” 不二窯業が外壁タイルの検査省力化を実現
外壁タイルを採用した建築物に竣工から10年後の全面打診検査が義務化され、タイルメーカーには検査の省力化を求める設計者や施工者からの相談が絶えない。「目視点検のお墨付きを得た」と語るのは不二窯業の清水真人常務。JR岡山駅前で施工中のオフィスビルでは外壁約2000㎡にタイル先付けプレキャストコンクリート(PCa)工法の採用が決まったが、共同開発の“M字クリップ”によって、特定行政庁からは全面打診の点検が免除された。
外壁タイルの剥離事故を背景…Read More
【素材NOW】内装用の大型陶板を外装材に! 意匠性も高いTOTOの『ハイドロセラ』
TOTOは、内装の水まわり用途を中心に販売してきた大型陶板を、外装材の用途にも展開する。4月にイタリアのミラノで新タイプを発表する計画だ。サイズは最大3m×1mと大きく、厚さは5mmと薄型であるため、施工汎用性が高い。石材、金属、コンクリートなど多様な風合いや色調を表現でき、インテリアや外装材としても高い意匠性を発揮できると判断した。写真は新タイプの展示イメージ。
現行の大型陶板『ハイドロセラ』は、光触媒を使った同社独自の洗浄技術「ハイド…Read More
0 コメント :
コメントを投稿