【開業】「シァル鶴見」が11月1日にオープン

横浜ステーシヨンビルは30日、JR京浜東北線の鶴見駅に直結する商業施設「シァル鶴見」の内覧会を開き、報道関係者などに内部を公開した。「心通いあうくつろぎのわが家」をコンセプトに、館内各所に日本文化と禅文化に基づくデザインを取り入れ、心安らぐ空間を創出した。物販、飲食店など71店舗が出店し、11月1日にオープンする。設計はジェイアール東日本建築設計事務所、施工は大林組が担当した。
　規模はS、RC造地下1階地上6階建て延べ約1万4300㎡。東日本旅客鉄道(JR東日本)が建設し、横浜ステーシヨンビルが運営する。
　世界的庭園デザイナーであり、地元鶴見で450年の歴史を持つ建功寺の住職の枡野俊明氏のプロデュースにより、屋上庭園「清風苑」を始め施設内各所に日本文化のテイストが取り入れられている。2013年4月には施設内の駅型保育園も開園し、仕事と子育ての両立を支援する。
　建設地は横浜市鶴見区鶴見中央1-1-2。
建設通信新聞（見本紙をお送りします!）　2012年10月31日5面