2012/10/31

【建築】11月23日に国際シンポジウム! 熊本県アートポリス建築展2012

イベントの告知資料
熊本県は、くまもとアートポリス(KAP)建築展2012終盤のメーン事業となる「くまもとアートポリス25周年記念国際シンポジウム」を11月23日に開く。続いて、24日にシンポジウム「アートポリス再考」、25日に「プロジェクト視察バスツアー」を予定しており、広く参加者を募っている。
 国際シンポジウムは、「熊本から、みんなで考える~郷土、文化的資産、世界」をテーマに、ドイツの建築家、ペーター・ヒューブナー氏が「Humane Architecture-共につくることの大切さ」と題して基調講演し、これを受けて蒲島郁夫知事、熊本県出身の脚本家・小山薫堂氏と伊東豊雄コミッショナーが「クマモトからの可能性」と題して鼎談(ていだん)する。会場は熊本市西区春日のくまもと森都心プラザ。時間は午後1時30分から。定員400人。参加は無料。
 「アートポリス再考」では、プロジェクトに参加した建築家の山本理顕、内藤廣、乾久美子、藤本壮介の各氏が「アートポリスと私」をテーマにそれぞれ講演する。続いて、4氏と伊東氏に加え、桂英昭、末廣香織、曽我部昌史の各アドバイザーも参加して「アートポリスの未知なる可能性」についてディスカッションする。会場は熊本市中央区桜町の熊本交通センターホテル。時間は午後1時30分から。定員200人。参加は無料。
 終了後、午後6時から交流会を開く。参加費は一般4,000円、学生3,000円。
 視察ツアーは、午前8時30分に熊本駅を出発し、豊野小中学校(建設中)、農業大学校学生寮、菊池市街地ポケットパークの3カ所を巡る。それぞれ設計を担当した建築家が現地でプロジェクトを説明する。定員80人。参加費500円。
 いずれも、事前申込が必要。申し込み、問い合わせは実行委員会事務局(ファクス096-384-9820、電子メールkenchiku@pref.kumamoto.lg.jp)。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!) 2012年10月31日14面


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