震災のがれきを全国に先駆けて受け入れた東京都へのお礼として、宮城県女川町で水揚げされたサンマ6万匹が20日、東京・日比谷公園で振る舞われた。
開催中の第29回全国都市緑化フェアTOKYOの催しの一環として行われた、この「おながわ秋刀魚(さんま)収穫祭」には、女川町から来た80人を含め約1300人のボランティアが参加。同町の震災がれき6万tを都が受け入れたことに感謝し、6万匹を無料配布した。10匹入り生サンマのパックが配られたほか、8000匹の炭火焼き、すり身が入った女川汁が振る舞われ、長蛇の列ができた。収穫祭には約21万人が訪れた。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!) 2012年10月25日 6面
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