大阪都心で最大規模のホームセンター ロイヤルHC森ノ宮店がオープン

ロイヤルホームセンター森ノ宮店

大和ハウス工業の子会社、ロイヤルホームセンター(本社・大阪市西区、中山正明社長)は4日、大阪都心で最大規模の都市型ホームセンター「ロイヤルホームセンター森ノ宮店」(大阪市中央区)をオープンした=写真。ホームソリューション(住まいのあらゆる問題解決)をコンセプトに一般客向け商品のほか、建設関連に従事するプロが倉庫代わりに使える店として、建築資材や工具などを数多くそろえた。設計施工は大和ハウス工業。中山社長は「2013年度は神戸と千葉に出店する。11年度は644億円の売上高を、将来的には1000億円の大台を目指したい」と話している。
　ロイヤルホームセンター森ノ宮店の規模はS造4階建て延べ2万1097㎡。プロのニーズに応える約8万4000アイテムの品ぞろえで、最大1320色の塗料調色サービスや、即日対応が可能な作業服の裾上げ・名入れサービスなどを行う。大型トラック4台が同時に作業できる屋根付きの資材積込場も備えている。大和ハウス工業と共同仕入れすることで、商品の価格を抑えた。
　所在地は大阪市中央区玉造1-1-31。JR大阪環状線「森ノ宮駅」から徒歩5分の場所で、3㌔圏を商圏とする。「建設や飲食、オフィスなどの事業者が多く、企業向けの商品を手厚く提供することで、店舗として成立させる」(中山社長)戦略を描く。年中無休で、11月5日からは午前6時30分からの早朝営業も始める。
　ロイヤルホームセンターは関西、関東、中部を中心に展開し、森ノ宮店は51店舗目となる。大和ハウス工業のグループ会社90社の中では、売上規模で3番目。中山社長は「大阪都心で最大規模のホームセンターとなるが、必ず成功させるという強い意気込みで展開する」としている。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)　2012年10月9日9面

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