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親水デッキ整備イメージ |
東日本旅客鉄道(JR東日本)は、建設中の「JR神田万世橋ビル」に隣接する中央線神田~御茶ノ水間にある赤レンガ高架橋を歴史的資源として活用し、新たな価値を創出する名所として再整備することを決めた。その土地の歴史を体感できる施設として高架橋に現存する旧万世橋駅のホームと階段の遺構(駅舎跡)を整備、公開するほか、高架橋のアーチ内部に商業施設を設け、まちのにぎわい創出に取り組む。7月中に工事着手し、2013年の開業を目指す。
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旧万世橋駅ホームの遺構 |
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計画の完成予想 |
旧万世橋駅については、現存する2カ所の階段の遺構をを通じて、線路階の旧ホーム部まで上がり、回遊を楽しめるようにする。整備面積は約400㎡。旧ホーム部には展望カフェや屋外デッキを設置。13年夏の開業を目指す。
長さ約200mの高架下には、遺構と一体となった飲食・物販などの商業施設を展開。周辺エリアとつながるオープンスペースを設けるとともに、レンガアーチの景観を生かしたにぎわいのある通路を整備する。
神田川側には親水デッキを設置し、都心部の新たな水辺の風景を創出する。開業時期は13年春以降を予定している。
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