竣工した新校舎 |
木を生かした教室 |
設計を担当した大宇根建築設計事務所の宮地洋樹取締役副所長は、「校舎をコンパクトにしながら明確なゾーニングによる、さまざまな学習形態に対応できるプランとした」と説明。外断熱による校舎の長寿命化、太陽光発電を採用した環境配慮などに加え、「なるべく木を使い子供たちの心が和むように、そして児童や地域に長く愛着を持たれるようにした」などと設計コンセプトを披露した。
同校は1902年(明治35年)に尋常高等第一横須賀小学校を4校に分離し、尋常第一横須賀小学校として現在地で創立した。66-67年に改築した校舎・体育館の老朽化が進み、耐震補強が難しいことから、2008年度予算に基本設計費を計上。建替事業を開始した。新校舎の規模は、RC一部S造4階建て延べ8298㎡となる。
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