2012/07/17

復興祈って、上野で「東北の稲穂」を田植え

田植えをする地元上野の小学生ら
 9月下旬から約1カ月、東京都内の6公園をメーン会場に第29回全国都市緑化フェアTOKYOが開催される。その会場づくりを兼ねたプレイベントが7月8日、上野恩賜公園(台東区)であり、企画展示「東北『農』の庭」で展示する稲穂の一部となる田植えを地元の小学生が行った。
 「東北『農』の庭」は、東北の稲や野菜、果樹で構成する、東北の復興を祈る大規模なガーデン。先進の垂直緑化技術が可能とする造形美と多彩な表情を見せる野菜によるデザインが、従来の花壇にはない力強さ、美しさで東北の玄関口・上野を演出するとしている。
 この日は、子どもたちが歓声を上げながら田植えに挑んだほか、黄金色に実る秋の豊作を願い、福島県喜多方市に伝わる県指定の重要無形民俗文化財・田植え歌「早乙女踊」も披露された。

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