最優秀の「craneー鶴」 |
同デザインコンペは、照明文化向上と若い人材の育成を目的として、国内外の学生を対象に毎年開催してきた。「あかりのありかを求めて:光のかたち-多様化するテクノロジーを包む、豊かなあかり」をテーマとする今回は、海外340作品を含む940作品の応募があった。
25回目の節目を迎え、次回からは新しい企画にリニューアルする。表彰式で梅田照幸社長は「これまでに3万3000人、42カ国の学生に参加していただいた。その中でたくさんの方が世界中で活躍している」と、四半世紀にわたって実施してきたコンペの成果を紹介した。
金賞を受賞したカッレ・ロング・ユハニ・ヤルヴェンパーさんの「Crane-鶴」は、ヘッドが上がると点灯し、下がると消灯する卓上ヘッドスタンド。「インダストリアルデザインとしては100点満点」と審査員から高い評価を得た。
金、銀、銅賞の受賞作品と受賞者は次のとおり(カッコ内は所属、国名。敬称略)。 〈金賞〉Crane-鶴=カッレ・ロング・ユハニ・ヤルヴェンパー(フィンランド)
〈銀賞〉Jelly Fish=稲田小百合(九州産業大)▽BOUNDLESS=三野彰太(総合学園ヒューマンアカデミー大阪校)
〈銅賞〉Plant Light=高瀬光(広島市立大)▽BIKE RACK LIGHTING PROJECT=エバン・アレックス・カバレロ(米国)▽TICTAC=エコ・エスポージト(イタリア)▽Raining=チャー・チイ・ウー(台湾)▽Hi・Bou=ジャンヌ・ギヨン(フランス)。
『光が照らす未来――照明デザインの仕事』 AmazonLink
0 コメント :
コメントを投稿