2014/10/15

【左官職人体験】キッザニアで左官工法の塗り壁をPR 東左連が指導

東京都左官組合連合会(石川悦夫会長)は、キッザニア東京の期間限定イベント「KidZania Tokyo 8th Anniversary-匠のものづくりフェア」で、左官工法による塗り壁をPRしている。
 期間限定イベントは、2006年10月のオープンから8周年を迎えた「子どもが主役の街・キッザニア東京」が、子どもたちが体験を通して日本の技術や文化に興味を持ち、関心を高める機会を提供することを目的に1日から15日まで開催している。

 今回は「ファスナー職人」「つまみ細工ワークショップ」「左官職人」のイベントが催されており、左官は11日から15日までの5日間行われ、東左連の会員が指導などの協力をしている。5日間で延べ540人の子どもたちがコテを使って塗り壁を体験する。
 参加した親子は、日本の伝統工法である土壁や漆喰の性能を学び、子どもたちは左官職人としてコテとコテ板を使って、楽しそうに見本用の漆喰壁を塗っていた。また、スペース内では調湿実験も行われ、塗り壁の良さもアピールしている。
 協力した東左連の関係者は、「こうしたイベントを通して多くの人に塗り壁の良さを伝え、知ってもらえるようにしていきたい」と話す。
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