2014/10/06

【アクティオ】広報誌『AKTIO』発刊 土木女子・成澤さんの編集が光る!!

レンタル建機大手のアクティオは、8月に同社初の広報誌『AKTIO』を発刊した。広報誌の編集を中心となって担うのは、営業企画室主査の成澤幸子(なりさわ・さちこ)さん。大学は土木工学科の地盤系で、宮城県出身の「土木女子」。今回は、女性目線の光る誌面編成で創刊号を世に送り出した。

 同社は1964年に水中ポンプの貸し出しから創業し、ことし50周年を迎えた。これを契機に広報誌の発行を決定。顧客目線の提案活動「レンサルティング」を広く周知するのが狙いだ。
 同社には広報部がないため、総合カタログの制作にも携わる成澤さんら4人がチームを組み、企画・編集を始めた。「もともと土木の現場が好きだった」という成澤さんは、同業他社の広報誌が安全に焦点を当てたものが多いことに気づき、現場や、現場のためになる新商品を扱う方針を立てた。
 「営業マンが直接手渡しできるコミュニケーションツールにしよう」という思いもあり、冊子は3万部を刷って全国に配った。「それでも営業マンは、1000人くらい在籍するので、一人30部くらいになってしまう」という。
 年間4回程度の発行を目指す広報誌は、今月末にも第2号が発行される。既に「締め切り」を意識する日常は始まっている。
 「男っぽい性格」と自己分析するとおり、創刊号の巻末に書いた編集後記は「今後も“勇猛精進”の精神で次号制作に尽力したい」と結んだ。
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