2014/10/15

【現場見学会】新函館北斗駅現場の最新技術を目の当たりに 工高生ら積極的に質問

日本建設業連合会は9日、鉄道建設・運輸施設整備支援機構発注の新函館北斗駅新築工事現場で、現場見学会を開いた。函館工業高校建築課2年生ら40人が参加し、最新の建築技術が駆使されている工事現場を興味深く見学した=写真。

 見学会では、日建連の大貫富夫常務執行役員があいさつし、「現場のスケールの大きさを肌で感じて、特に女性の方には建築技術者として将来の方向性を見つけていただきたい」と見学会の成果に期待した。

新函館北斗駅コンコースで小杉所長の説明を聞く学生
引き続き、北海道新幹線建設局建設局の山本隆夫建築課長と、小杉茂樹北斗鉄道建築建設所長が国の新幹線の整備状況と北海道新幹線の進捗状況を説明したあと、施工者の三井住友・アイサワ・森川組JVの寺崎登所長が工事概況を解説した。
 このあと現場を回り、学生は「北海道特有の駅舎の考え方は何か」「建築現場で一番苦労する点は」などと積極的に質問していた。
 同工事は、北海道新幹線新青森・新函館北斗間開業に向けた駅舎新築工事で、規模はS造3階建てで、延べ床面積は5350㎡(北斗市附帯施設含む)。
 1階がホーム、2階が改札、3階が駅務室など橋上タイプの駅舎となる。2015年3月の完成を目指す。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

0 コメント :

コメントを投稿