2016/01/23

【親子見学会】『隠れ桜探し』にわくわく! 横浜市南区新総合庁舎をくまなく探検


 横浜市は16日、公共建築物と市民をつなぐことなどを目的に親子見学会を完成間近の南区新総合庁舎で開いた。区の花となる『隠れ桜探し』など、スタンプを3つ集める体験型イベントに市内在学の小中学生など約220人が参加した。市職員や請負事業者ら計70人が対応し、参加者からの熱心な質問に各施設の役割などについて丁寧に説明した。

 当日は「探検ツアースタンプを集めよう!」と題し、地下階に設置した免震構造や普段は見ることはできない消防車庫の見学を始め、『隠れ桜探し』などを企画した。隠れ桜は同庁舎を覆うPC板の中に意図的に配置した7カ所の桜の花模様のことで、参加者は庁舎をくまなく歩き回り、施設内のさまざまな発見に没頭した。
 小学5年生の女の子は「広く、とても綺麗だった。日当たりも良く、暖かかった」と見学会を満喫した様子だった。設計した石本建築事務所の浦山真吾主事は「一般の方を受け入れる段階まできて感慨深い」と目を細めていた。同庁舎は22日の竣工を予定している。
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