キクシマ(横浜市港南区、菊嶋秀生社長)は、設立50周年企画「まちを楽しくするストリートファニチャーデザインコンペティション」の優秀3作品を横浜市中区の日本大通りに設置した。21日に優秀作品の提案者や審査委員などを迎え、設置セレモニーを開いた。3作品は同社と提案者が共同で実作を製作した。多くの人が実際に利用できるようになっている。31日まで展示する。写真は『みんなの輪~樹木の下の「からみ合い」~』に座る菊嶋社長、提案者、審査員ら。
設置セレモニーで菊嶋社長は、行政など関係者の協力に感謝するとともに、コンペの集大成となる作品の設置により、「横浜の魅力を再発見し、自分たちも何かできると感じてもらいたい。ぜひ第2回、第3回とこの企画を続けていきたい」とあいさつした。
『スリーハンドレッドチェア』 |
審査委員長を務めた日本建築家協会関東甲信越支部神奈川地域会の飯田善彦代表は「市民が実際に使える横浜らしい良い企画だった」と振り返り、「継続できるなら次回以降も協力したい。これを糧に次の企画にチャレンジしてほしい」と期待を寄せた。
『いぬの停留所』 |
日本大通り活性化委員会の日比生猛会長は、設置に感謝した後、「芸術発信の場として、これからも継続し、さらに拡大して多くの人に知ってもらえるようにしてほしい」と話した。
展示作品は『みんなの輪~樹木の下の「からみ合い」~』『スリーハンドレッドチェア』『いぬの停留所』。このうちスリーハンドレッドチェアは28日から30日まで赤レンガパーク、31日に赤レンガ広場にも展示し、誰もが自由に使い動かせるようにする。
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