2016/01/30

【働きかた】社内唯一の女性オペ、建設ジュニアマスターに! ゼロからスタートした水谷建設・大崎有里さん


 2015年度青年優秀施工者土地・産業局長顕彰(建設ジュニアマスター)を受賞した水谷建設の大崎有里さん。現在、同社で唯一の女性オペレーターで入社13年目を迎える。建設業界に興味を持ったのは高校生のころからだと話す。

 「高校では普通科に進学していたが、事務系の仕事とは違う仕事がしたいと考え、高校の土木科の先生の紹介で建設業に興味を持った」と、まさにゼロからのスタートで建設業界に飛び込んだ。
 家族にも建設関係の従事者はおらず、出身地の宮城県から単身、研修地の三重県に移り技能を身につけた。地元の家族に建設ジュニアマスターを受賞したことを伝えると驚いた様子で「すごいね」と祝ってくれたと笑顔を見せる。
 「オペレーターは体力がいるわけではなく、若い女性でも十分できる」と話し、機械の整備も自分でできるという。「周りから女性の方が繊細な仕事をすると言われたこともある」と自負をのぞかせる。建設ジュニアマスターとしての誇りを胸に、技能者としてまい進する。
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