ルクレ(東京都渋谷区)は、工事写真管理ソフト『蔵衛門御用達16』と、工事用黒板とデジタルカメラを一体化したタブレット端末『蔵衛門Pad』の連携環境を整え、写真台帳作成の大幅な時間短縮を実現した。木製黒板とデジカメを使った従来の作業環境に比べ、撮影から台帳作成までの時間を4分の1に短縮。複数の現場で台帳の共有もでき、有効な現場効率ツールとして売り込みを強化した。
ソフトと端末の連携を拡充したことで、ユーザーの作業効率や使い勝手は向上した。撮影した画像は直接台帳に保存され、工種や撮影場所ごとに自動的に振り分けられるほか、画像にひも付いた情報もそのまま台帳に保存できるため、情報の利活用もしやすい。台帳への印刷だけでなく、電子納品の出力も含めて大幅な時間短縮が実現するという。
同社は「電子黒板」として位置付け、工事写真の撮影から台帳作成まで「全部をひとりでできる」システムの優位性を生かし、幅広く販売展開する。工事情報などは手書きで入力することもでき、現場での入力作業もしやすい。
端末の価格(税別)は9万9800円。ソフトはスタンダード版が1万2800円、プロフェッショナル版は5万円で複数のユーザーで情報を共有できるほか、電子納品にも対応している。
『蔵衛門Pad』購入の際、「建設通信新聞を見た」と伝えれば管理ソフト『蔵衛門御用達16スタンダード』が1本が無料となる(1月29日まで)。問い合わせは電話03-5468-5253。
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