2014/04/17

【ゼンリン】建設業向け最新の地図情報を配信 申請書へのコピペも可能!

ゼンリン(本社・北九州市)は、建設業者を対象とした地図配信サービス「ZENRIN GISパッケージ 建設」の販売を全国の営業所で開始した。「住宅地図」「ブルーマップ」「用途地域」の3つのコンテンツを閲覧でき、建設現場の場所や地番、用途地域などといった確認項目を調べるための時間短縮など業務の効率化につながるとしている。 業種・業務に特化したGIS(地理情報システム)パッケージ商品のシリーズ第2弾となる。同社の主力商品である住宅地図をベースに、法務局備え付けの地図(公図)と都市計画情報、各市区町村が策定した区域区分、用途地域、建ぺい率や容積率など、最新の地図情報をインターネットで配信する。
 建築確認申請など行政機関への申請書類、工事関係者への現場案内図、近隣住民への工事告知の3つの目的に限り、任意に地図を切り出して書類添付するといった地図の複製利用をあらかじめ許諾しているのも特長の一つ。
 また、住所や駅名、建物名などから目的の地点を検索できるほか、地図上で任意に指定して距離や土地・建物の外周、面積を計測する機能もある。
 販売対象は建設業の許可業者とし、47都道府県でサービスの提供が可能。月額利用料(税別)は1都道府県1ID当たり1万円。契約は1年単位で原則1法人単位とし、全国展開する大企業などは1部署・事業所単位とする考え。特に戸建て住宅の建設業者や上下水道などのライフライン整備に携わる事業者をメーンターゲットとして想定している。
 販売後もユーザーのニーズを踏まえながら随時バージョンアップするなど「継続型モデルとして提供できる情報の充実を図っていく」(同社)という。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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