2014/04/28

【新人研修】会社の垣根超え、48社152人が学ぶ 埼玉建協

埼玉県建設業協会(真下恵司会長)は22-24日の3日間、埼玉県伊奈町の県民活動総合センターで、新入社員研修を実施した。昨年を大きく上回る48社152人(昨年は41社102人)のフレッシュマンが参加し、社会人としてのマナー、建設業の基礎知識を学ぶとともに、互いに親睦を深めた。 研修は富士教育訓練センターが担当し、優秀な建設人育成のためのプログラムを構成。初日は社会人の心得、名刺交換、あいさつなどの基礎的なマナーを中心に研修した。中村英元埼玉建協労働委員会委員長は「建設業は多くの人の能力を結集し、連携して効率よく仕事することで利益を出す仕事。経験や実績をもとに付加価値ある提案により、顧客の夢を具体化する醍醐味を知ってほしい」と述べた。
 富士教育訓練センターの菅井文明専務理事は、「これから皆さんは埼玉県で仕事をする。自分たちのまちや地域をつくる仲間を積極的に増やしてほしい」と呼び掛けた。
 2日目は、異なる企業に所属する新人同士がグループをつくり、チームワークやコミュニケーション能力を高める訓練に力を入れた。このうち、思考訓練では、互いに言葉を発さない中で巣箱づくりを行った。工夫を凝らした優秀作品2点を表彰するなど、チームワークを競い合った。
 最終日は建設業の労働安全などを学んだ。3日間の研修は、会社を超えた仲間づくりの場となった。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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