2014/04/11

【刷新】ドラフトチャンバーに新風 ダルトン

イトーキ子会社の実験設備メーカー、ダルトン(本社・東京都中央区、矢澤英人社長)は5月から、ドラフトチャンバー(局所排気装置)を始めとする実験台製品をフルモデルチェンジする。今回の変更は「業界で初めて低風量型チャンバーを独立した製品グループに分け、性能用件を明確にした」(同社)のが特徴だ。

 新製品群は、「UnixLab(ユニエックスラボ)」と名付け、従来よりも少ない風量で安全に排気ができる。同社は2013年1月に、独の研究設備会社ワルドナー社と提携し、気流制御技術を導入、今回のシリーズに搭載した。
 またさまざまな機能の実験台のデザインも統一。連結できるほか、狭小な研究室にあわせた設計や、耐震ラッチ標準装備なども提供する。
 同社は今後、この製品群を研究機関や教育施設向けにアピールする。今回のシリーズ発売で2割の増収も見込む。
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