35歳の若手設計者2人が、障害者福祉施設とのかかわりをきっかけに障害者福祉のあり方や市民との連携を考えるフォーラムを企画、開催した。
神戸市中央区にあるデザイン・クリエイティブセンター神戸で25、26日に開催された「TOUCH×WORK」展。主催した砂川善氏(写真右)と廣富純氏は、ともに佐藤総合計画関西事務所に所属。兵庫県尼崎市の社会福祉法人、あまーちの施設設計を手掛けた2人が、施設を利用する障害者を始め、支援活動に携わる人たちとの交流を通じて感じたことを広く知ってほしいと企画した。
タイトルにもなった「タッチワーク」とは「触れる」と「働く」を掛け合わせた造語で「つながりをデザインする」(砂川氏)との意味が込められている。設計プロセスを紹介するパネル展示のほか、ユニバーサルデザイン研究の第一人者・田中直人島根大特任教授ら外部ゲストを招き、障害をもつ人たちとのかかわりを考える座談会も行われた。
あまーちでは、主に重度の身体障害者のための生活支援に取り組んでいる。砂川氏は「ここでの出会いを通し、障害者が社会で生きていくことの実情や、あらゆる人間にとって豊かな暮らし方とは何かなど、いろいろと考えさせられた」と振り返る。
廣富氏も「さまざまな人たちとつながり、ともに成長していくことを目指したい。それをコーディネートすることも、僕たちの仕事かもしれない」と話す。
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神戸市中央区にあるデザイン・クリエイティブセンター神戸で25、26日に開催された「TOUCH×WORK」展。主催した砂川善氏(写真右)と廣富純氏は、ともに佐藤総合計画関西事務所に所属。兵庫県尼崎市の社会福祉法人、あまーちの施設設計を手掛けた2人が、施設を利用する障害者を始め、支援活動に携わる人たちとの交流を通じて感じたことを広く知ってほしいと企画した。
デザイン・クリエイティブセンター神戸で開催された展覧会の様子 |
あまーちでは、主に重度の身体障害者のための生活支援に取り組んでいる。砂川氏は「ここでの出会いを通し、障害者が社会で生きていくことの実情や、あらゆる人間にとって豊かな暮らし方とは何かなど、いろいろと考えさせられた」と振り返る。
廣富氏も「さまざまな人たちとつながり、ともに成長していくことを目指したい。それをコーディネートすることも、僕たちの仕事かもしれない」と話す。
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