鹿島は、11月18日の「土木の日」にちなみ、技術研究所に近隣の小学生を招待する体験型の見学会を開いた。毎年開催しており、ことしは10月28日に調布市立第三小学校、富士見台小学校、同30日に府中市立南白糸大小学校、同31日に調布市立多摩川小学校、飛田給小学校の小学生ら約450人が参加し、コンクリートづくりなどを体験した。
見学会では、まず土木とは何か、土木の日が11月18日に制定された理由を説明し、橋の種類と仕組みを紹介した。その後、組ごとに分かれ、「コンクリートの事をもっとよく知ろう!」「砂が水になる-液状化現象の実験-」「音が響く部屋-残響室-」の3つのテーマで体験型の見学を行った。
「コンクリートの事をもっとよく知ろう!」では、コンクリートの材料や、そのつくり方を学んだ後、実際にセメントや水を混ぜ合わせてコンクリートをつくり、クマ型の型枠に流し入れて、取り出すところまで体験した。「砂が水になる」では、地盤の液状化現象のビデオを見た後、プラスチックケースの中につくった砂地盤と、鉄球、ピンポン球を使った実験でその仕組みを確認。「音が響く部屋」では、閉め切られた残響室の中で、大声を出したり、手や足音を鳴らしたりして、その響きの効果を体感した。
子どもたちからは「トラス橋が強い構造だということが、実験の映像をみて分かった」「コンクリートは、四角だけではなく、いろいろな形につくれることが分かった」といった感想や「古い建物は液状化現象が起きると、どうなってしまうのか」「セメントさえあれば、家でもコンクリートはつくれるのか」など質問が上がり、関心の高さをうかがえる結果となった。
このイベントは、土木学会関東支部と共催で1990年から実施しており、鹿島では今後も活動を続けていく。
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見学会では、まず土木とは何か、土木の日が11月18日に制定された理由を説明し、橋の種類と仕組みを紹介した。その後、組ごとに分かれ、「コンクリートの事をもっとよく知ろう!」「砂が水になる-液状化現象の実験-」「音が響く部屋-残響室-」の3つのテーマで体験型の見学を行った。
「コンクリートの事をもっとよく知ろう!」では、コンクリートの材料や、そのつくり方を学んだ後、実際にセメントや水を混ぜ合わせてコンクリートをつくり、クマ型の型枠に流し入れて、取り出すところまで体験した。「砂が水になる」では、地盤の液状化現象のビデオを見た後、プラスチックケースの中につくった砂地盤と、鉄球、ピンポン球を使った実験でその仕組みを確認。「音が響く部屋」では、閉め切られた残響室の中で、大声を出したり、手や足音を鳴らしたりして、その響きの効果を体感した。
子どもたちからは「トラス橋が強い構造だということが、実験の映像をみて分かった」「コンクリートは、四角だけではなく、いろいろな形につくれることが分かった」といった感想や「古い建物は液状化現象が起きると、どうなってしまうのか」「セメントさえあれば、家でもコンクリートはつくれるのか」など質問が上がり、関心の高さをうかがえる結果となった。
このイベントは、土木学会関東支部と共催で1990年から実施しており、鹿島では今後も活動を続けていく。
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