第56次南極地域観測隊(夏隊)の隊員として、25日に日本を発つ。昨年(第55次隊)に続く2度目の派遣で、「昭和基地の建物や資材の位置を把握しているので、到着後は直ちに設営作業に入れる。前回に比べて作業の物量が多く、必然的に人の出入りも激しくなる。高所作業も多いため、安全を第一優先に任務を完了したい」と力強く語る。
観測船「しらせ」が接岸できない状況が続き、第55次隊は3年ぶりの昭和基地入りを果たしたものの、当初の設営計画に遅れが発生。前回はその挽回に努め、第56次隊の段取りを整えて帰国した。「段取りをよく分かっており、効率よく作業が進められるのは、間違いない」(和泉澤統一首都圏建築支店安全品質環境部安全品質環境チーム担当部長)との理由から再び白羽の矢が立った。
今回の設営作業は、新汚水処理関連工事、風力発電装置建設工事、基地施設補修工事といった前回からの継続に加え、第2車庫兼ヘリ格納庫建設、自然エネルギー棟オーバースライダー改修、気象倉庫・航空管制棟基礎解体など新たな工事にも挑む。
前回の経験を生かしながら、「いろいろな分野の方々がおり、その人たちとともに設営作業を行うが、現場で培ったマネジメント力を発揮していきたい」と意気込む。
一番の楽しみは「前回ともに渡航した第55次隊の越冬隊と再会し、一緒に仕事ができること」とほほ笑む。帰国は来年3月21日を予定。
1998年北海道学園大卒後、同年豊和建設入社、2007年飛島建設入社。北海道出身、39歳。
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観測船「しらせ」が接岸できない状況が続き、第55次隊は3年ぶりの昭和基地入りを果たしたものの、当初の設営計画に遅れが発生。前回はその挽回に努め、第56次隊の段取りを整えて帰国した。「段取りをよく分かっており、効率よく作業が進められるのは、間違いない」(和泉澤統一首都圏建築支店安全品質環境部安全品質環境チーム担当部長)との理由から再び白羽の矢が立った。
今回の設営作業は、新汚水処理関連工事、風力発電装置建設工事、基地施設補修工事といった前回からの継続に加え、第2車庫兼ヘリ格納庫建設、自然エネルギー棟オーバースライダー改修、気象倉庫・航空管制棟基礎解体など新たな工事にも挑む。
前回の経験を生かしながら、「いろいろな分野の方々がおり、その人たちとともに設営作業を行うが、現場で培ったマネジメント力を発揮していきたい」と意気込む。
一番の楽しみは「前回ともに渡航した第55次隊の越冬隊と再会し、一緒に仕事ができること」とほほ笑む。帰国は来年3月21日を予定。
1998年北海道学園大卒後、同年豊和建設入社、2007年飛島建設入社。北海道出身、39歳。
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