2014/11/21

【海外受注】大林シンガポールが1400億超のチャンギ空港複合施設

大林組の現地法人である大林シンガポールは、シンガポールのチャンギ空港に建設する総延べ13万㎡の複合施設と第1ターミナル拡張工事を現地建設会社のウォー・ハップとのJVで受注した。JVスポンサーはウォー・ハップで、受注額は15億7000万シンガポールドル(約1425億円)。2014年末の着工、2018年末の完成を予定している。

 発注者は、チャンギ・エアポート・グループ(CAG)、CAGとキャピタモールズ・アジアの合弁会社ジュエル・チャンギ・エアポート・トラスティで、複合施設の「プロジェクト・ジュエル」は、第1ターミナルに面する野外駐車場跡地3.5haに建設する。店舗、ホテル、レジャー施設のほか、空と海の旅を組み合わせたツアー客向け施設、空港職員のための訓練施設も整備。ガラスと鋼鉄製の独特なドーム状の外観で、設計は建築家のモシェ・サフディ氏が手掛けた。
 第1ターミナル拡張工事は、到着ホール、手荷物受取所を広げ、別途に5階建ての地下駐車場を整備するとともに、プロジェクト・ジュエルと第2、3ターミナルを結ぶ歩道橋も構築する。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)


Related Posts:

  • 【体験講座】「これで君も地震博士」 東洋と前田建設が大谷小で実験やクイズ実施 茨城県美浦村に研究所を構える東洋建設は、前田建設と美浦村立大谷小学校が開催した地域交流イベント、「大谷交流祭」で体験講座を開いた。学校からの要望を踏まえて2013年と同様、「これで君も地震博士」をテーマに、ペットボトルを使った液状化現象の実験=写真=やクイズなどを実施。参加した計37人の児童は楽しみながら地震発生の仕組みや地震に強い建物の構造を学んだ。東洋建設の参加は5回目となる。 地震の仕組みをパネルで説明 ていねい… Read More
  • 【ハーフェレ】学生デザインコンペ 最優秀賞は理科大の岡崎さん、鈴木さん「隅家」 ドイツ・ハーフェレ社子会社で、家具用金具、インテリア用品の製造販売や輸出入を手掛けるハーフェレジャパン(横浜市)は、東京都港区のドイツ文化会館で「第6回ハーフェレ学生デザインコンぺティション」の授賞式を開いた=写真。  今回のテーマは、『SMALL SPACE ~小さいけれども豊かな家』。自分が解釈するスモールスペースを住空間として提案することを求めた。 最優秀賞は、東京理科大大学院の岡崎絢さんと鈴木佳菜さんのユニットが提案した「隅家(… Read More
  • 【キャタピラー】女子ゴルフの上田プロが副賞ミニ油圧ショベルを広島県に寄贈 キャタピラージャパンが8月22日から24日にかけて神奈川県の大箱根カントリークラブで開いた女子プロゴルフトーナメント「CAT Ladies 2014」で優勝を飾った上田桃子選手が、副賞である「Cat 303E CR ミニ油圧ショベル」を広島県に寄贈した=写真。ショベルは、広島県警機動隊本部で8月に発生した土砂災害の復旧などに役立てる。  寄贈に当たり、上田選手は「副賞のミニ油圧ショベルを社会の役に立てたいと思い、キャタピラージャパンにも相談… Read More
  • 【海外受注】大林シンガポールが1400億超のチャンギ空港複合施設 大林組の現地法人である大林シンガポールは、シンガポールのチャンギ空港に建設する総延べ13万㎡の複合施設と第1ターミナル拡張工事を現地建設会社のウォー・ハップとのJVで受注した。JVスポンサーはウォー・ハップで、受注額は15億7000万シンガポールドル(約1425億円)。2014年末の着工、2018年末の完成を予定している。  発注者は、チャンギ・エアポート・グループ(CAG)、CAGとキャピタモールズ・アジアの合弁会社ジュエル・チャンギ・エ… Read More
  • 【BIM教室】小学校をBIMソフトで改造だ! 安井建築設計の佐野社長が母校で特別授業 小学生に建築の面白さを--。BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を使った特別授業が7日、兵庫県西宮市にある仁川学院小で行われた。安井建築設計事務所の佐野吉彦社長が講師を務めた。  同校では、卒業生を講師に迎えて特別授業「未来予想図」を開いている。1967年卒業の佐野社長は今回、5年生の児童を対象に建築設計の仕事について授業を行った。 身の回りにある建物や大規模な商業施設などをつくる仕事であることを説明したうえで、教室の改造… Read More

0 コメント :

コメントを投稿