アサヒビールが進めてきた「アサヒビール大山崎山荘美術館」の機能拡充工事が終了し、6日、グランドオープンを迎える。設計は安藤忠雄建築研究所、施工は大林組が担当。新スペース「夢の箱」の増築やバリアフリー化を図ることで、美術館としての機能をより高めた。建築家・安藤忠雄氏の設計作品である「夢の箱」の完成を記念して、前期は7月25日まで、後期は8月1日から10月14日まで展覧会「美の再発見 アサヒビール大山崎山荘美術館の名品より」を開催する。
本館から「夢の箱」へと続く渡り廊下 |
人の出会いや交友を軸に、ルノアール、ゴッホの絵画を始め、バーナード・リーチ、富本憲吉らによる名品を通じて、山荘やこれを取り巻く時代にまつわる物語を紐とき、文化の発信基地としての美術館の意義を見つめ直す。
7月28日には、関連イベントとして、安藤忠雄氏によるセミナー「感性をみがく」も開かれる。
開館時間は、午前10時-午後5時。入館料は一般900円(団体800円)、高校生・大学生500円(同400円)、障害者手帳保有者300円、小・中学生無料。
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