2012/06/20

表彰者の胸に、被災者が編んだバラの花 五洋建設の安全大会


五洋建設は、東日本大震災の被災地支援の一環として、被災者らが手編みで作った「エコたわし」200個を購入した。バラの花をかたどったエコたわしは、同社が19日に開いた安全大会で安全表彰の受賞者が胸に付けた。

エコたわしは、洗剤を使わずに食器の汚れを落とすことができるのが特徴。これまで、安全表彰の受賞者は紙でできたバラを付けていたが、被災地支援につながることや、たわしとして再利用できることから採用を決めた。
バラの形をしたエコたわしは、同社のコーポレートカラーである「ペンタブルー」をイメージした青色で、被災地の女性たちが一つひとつカギ編みで作った。作成者の名前が入ったプレートも付いている。
エコたわしの販売などを通じて被災地支援を行っている被災地女性支援センターによると、民間企業によるエコたわしの一括購入は今回が初めてという。

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