4分の1モデルで振動実験 |
建築構造家の今川憲英氏(TIS&PARTNERS代表)が中心に開発した新素材「CO2エコストラクチャー」の公開振動実験が相模原市の職業能力開発総合大学校第1実験場で行われ、阪神・淡路大震災級の揺れに対し、崩れずに耐え、その強度の高さを実証した=写真。
CO2エコストラクチャーは、酸化ケイ砂と水ガラスにCO2を吹き込むと瞬時に固まる新素材で、その圧縮力は高強度コンクリート並みで、引っ張り強度はコンクリートの4倍前後という特徴を持つ。職業能力開発総合大学の遠藤龍司教授との共同実験で、新素材による六角形の4分の1模型を使用し、阪神・淡路大震災級の揺れを与えて行った。
今川氏は「コンクリートに必要な鉄筋を必要としない構造体であるため、鉄筋工が要らず、人件費を抑えることができる。また、工期も5分の1以下に短縮できる」とし、「今後は素材のさらなる耐久性の向上を目指し、凍結時の強度などを調べるため、促進曝露実験を実施していきたい」とコメントした。
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放送を見ましたが、素材そのものの魅力は分かるものの、テレビ特有の都合の悪いことは見せないやり方で、かなり語弊を含んでいると感じました。
返信削除他のサイトによれば、エポキシ樹脂を併用して強度を上げているようですし、新しい素材の長期性能はそう簡単には測れないのにかかわらず1000年寿命をうたっています。
振動実験のみではなく、疲労限界、限界時の破壊特性なども示されなければならないでしょう。
私も放送見ました、この番組はほとんどかがさず見ています
返信削除私は素人ですが、強度がコンクリートの倍で鉄骨がいらない
というのも凄いと思います、ただそのエコストラクチャーは
今できたとこで、その強度が何年持続するか、それが問題だ
と思います。長い時間には空気や水に反応して強度が極端に
落ちることもあるかも知れません、1000年の寿命がもしできたら世界の建築技術がまったく変わるでしょうね、わたしも
心から応援しています。