【テレビ朝日】六本木に最大の劇場 EXシアターとタワーが完成

テレビ朝日が東京・西麻布で建設を進めてきた「EX　THEATER　ROPPONGI+EX　TOWER」が完成し、25日に定礎板除幕式を開いた。施設周辺一帯を「ゴーちゃん。スクエア」と名付け、同社の第2戦略拠点として本社の一部機能やグループ会社を集約し、新たなコンテンツの発信基地として活用する。定礎板除幕式では、早河洋社長と同社のマスコットキャラクター「ゴーちゃん。」がロープを引き除幕した。

規模はS・SRC造地下4階地上17階建て塔屋2層延べ1万7825㎡。設計施工は竹中工務店が担当、15日に建物を引き渡している。
　タワーには、各階に設置した制震装置のほか、屋上には風揺れと逆位相で動き、強風時の揺れを防止するAMD(アクティブマスダンパー)を設置。災害時には、シアターやホワイエなどを含めて帰宅困難者など約750人を一時的に受け入れる予定だ。
　シアターのメーンとなるホールは、シートは920席、スタンディングでは1746人が収容可能で、六本木地域では最大規模となる。ステージ高を2段階に変更可能なため、音楽ライブ、演劇、ミュージカルのほか、映画やファッションショー、企業式典などにも対応可能となっている。
　タワーには、制作部門などの一部機能を移転するほか、散在しているグループ会社を集約する。
　所在地は東京都港区西麻布1-2-9。敷地面積3549㎡のうち、3011㎡を建築面積に充てた。
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