2013/10/05

【職人通信】滋賀建協が「職人目線」のフォトコンテスト

武内勇雄さん(愛媛県)の「集中」
滋賀県建設業協会(辻野宜昭会長)は、第19回夢けんせつフォトコンテストの審査結果を公表した。グランプリ(最優秀)に武内勇雄さん(愛媛県)の「集中」と岡光明さん(福島県)の「彦根城水鏡」の2点が選ばれた。11月中旬に開催する滋賀県建設雇用改善推進大会の席上で表彰する。


岡光明さん(福島県)の「彦根城水鏡」
コンテストは、建設産業への理解と関心を深めてもらおうと毎年実施しているもの。第1部の「建設業ではたらく人々」と第2部の「滋賀の自然や町並みにマッチした建築建造物」の2部門構成で、全国から313点の応募があった。武内さんは第1部、岡さんは第2部での受賞。このほか1部・2部で各20作品が優秀賞、特別賞、入選、奨励賞として選ばれた。
 入選作品は10月から2014年3月までの間に、県内4カ所で巡回展示する。協会の広報誌『夢けんせつ』秋号や、ホームページにも掲載する。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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