2013/10/18

【首都高】大橋JCT屋上で稲刈り 地元小学生が参加

首都高速道路会社は17日、東京都目黒区にある大橋ジャンクションの換気所屋上に整備した地上30mの自然再生緑地「おおはし里の杜」の水田で、地元目黒区の菅刈小学校5年生35人などを招いて稲刈りを行った。
 作業前に同社の菅原秀夫社長は「5月に田植えをしてから、夏の暑さや先日の台風でも稲はびくともしなかった。自然の強さはすごい。皆さんも、稲に負けないように頑張ってもらいたい」とあいさつした。


脱穀
稲刈りには菅原社長を始め安藤憲一取締役常務執行役員や只腰憲久取締役常務執行役員も参加し、約100㎡の田んぼに実った稲を鎌で刈り取った。児童からは「田植えとは違い鎌を使うので緊張している」という声もあったが、田んぼに入り苗が立派に成長しているのを目の当たりにすると、大きな歓声が上がった。刈り終えた稲穂を縛る作業では、指導員に教わりながら児童らが協力して作業した。
 近隣小学校の児童を対象とした稲作体験は、自然環境の保全などに目を向けるきっかけとなることを目的に毎年実施しているもので今回で3回目となる。SRC造地下2階地上6階建ての換気所屋上には目黒川周辺の原風景を再現。約1100㎡のエリアに樹林地や草地、せせらぎなどを設け、多様な生物の生息空間を創出している。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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