名古屋高速道路公社は、公社最後の区間となる高速4号東海線の六番北~木場間、長さ3.9㎞の開通日が11月23日に決まったことを発表した。今回の開通により、公社設立(1970年)以来43年間にわたりネットワーク完成を目指してきた長さ81.2㎞全線が開通する。同日に名古屋市南区の日本ガイシフォーラムレセプションホールで開通式を開催する。
高速4号東海線は、山王ジャンクション (JCT・名古屋市中川区山王)~東海JCT(愛知県東海市新宝町)間、 全長12.0㎞。 このうち、山王JCT~六番北(長さ2.8㎞)は2010年9月、木場~東海JCT(長さ5.8㎞)は11年11月に開通している。 開通により、南北ルートが大高線と東海線の複線化による経路選択が可能となり、交通量の多い大高線の代替性、補完性が向上した。 東海JCTから名古屋駅までの所要時間が約34分から約20分になり、約14分の短縮が可能となる。
また、全線開通を機に、新キャッチフレーズ「いつも近くに 名古屋高速」と、新デザインロゴを公表した=イメージ。公社業務が建設投資から、維持管理・サービス向上が主体となることに伴い策定した新基本理念などの周知のため作成した。
開通に先立ち、同17日に現場見学会を開催する。定員は3900人。参加希望者は10月31日までに「名古屋高速わくわくサンキューウォーク事務局」宛に往復はがきで申し込む。
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