東芝エレベータは、グローバル市場の事業を強化する。香港、シンガポール、マカオを中心に、中国本土や東南アジアの一部地域を担当する東芝エレベータのグループ会社シュバリエ香港社が、マカオで最大規模となる高級リゾートホテル「ギャラクシーマカオ・ホテルリゾート施設」の2期工事の昇降機計111台を一括で受注するなど、世界最大の昇降機市場である中国で高速エレベーター、高級機種の販売体制を強める。
受注したのは「ギャラクシーマカオ・ホテルリゾート施設」2期工事の昇降機で、分速420mの高速エレベーターを含むエレベーター89台とエスカレーター22台。既に2011年5月から部分的に開業している1期工事も同社が合計98台の昇降機を一括で納めており、今回の2期工事と合わせて計209台の昇降機を納入することになる。
2期工事は、世界初となる全室スイートルーム、250部屋のリッツカールトンホテル、JWグループ内で最大規模となる1300室のJWマリオットホテルが入るホテル施設で、銀河娯楽集団として香港、中国、東南アジアで建材、不動産を展開している香港嘉華グループの企業が15年の開業を目指して建設を進めている。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)
0 コメント :
コメントを投稿